【S21使用構築】スカーフミライドン

こんにちは

一旦レギュGお疲れさまでした

レート2000を達成することができたので今期の使用構築の解説をさせていただきます

来月からルール変わるのでレンタルなしです(レンタル付いてるけど多分消えてます)

↓並び

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TN:ttt 207位 レート2004

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コンセプト

構築経緯

個体解説

  • ミライドン@スカーフ
  • パオジアン@珠
  • 霊獣ランドロス@襷
  • ディンルー@チョッキ
  • オーガポン@お面
  • カイリュー@ダイス

選出、立ち回り

きつい相手

最後に

 

コンセプト

ピンポイントメタを採用せず幅広い選出を可能にする
受けに負けない

 

構築経緯

構築経緯はざっくりなので詳しいところは個体解説を見てください

@スカーフ

前期は結果を残すことができなかったので今シーズンもミライドンを使うことにした。展開系のミライドンはステロ+壁等の起点+ミライドンの選出になり、ミライドン以外にテラスも切れず不利を覆すのが難しい。選出段階で負けの試合もあることから使うのをやめた。3シーズン使い続けてミライドンの練度にも自信がついてきたので、どんな構築にも抗えるスカーフミライ軸で構築を組むことにした。

@珠

ミライをスカーフで使うなら最強の物理アタッカーだと考えているパオジアン。できるだけミライにテラスを優先したかったのでテラス依存度が低く打ち分けが可能な珠。

@タスキ

スカーフミライドンを使う上で構築にステロが欲しかったため採用。タスキを持たせることで基本全ての禁伝に投げることができる。

@チョッキ

相手の特殊伝説に対してまとめて安定することが強すぎたので採用。選出画面でも圧力が強い点が優秀。

@お面

対面性能が高く、トリルや壁展開などのギミック、受けループや耐久伝説など幅広い相手に対して選出できる点を評価して採用した。

@ダイス

軸の二体がコライカミに勝てないので妖テラスアイへで採用。ここまでできついウーラオスカイオーガに強めで、ランドの挑発ステロ展開から繋げるサブエースになれる。

 

個体解説

1.ミライドン@こだわりスカーフ

テラスタイプ: みず
特性: ハドロンエンジン
性格: ひかえめ
207(252)-94-121(4)-200(212)-136(4)-160(36)
イナズマドライブ / りゅうせいぐん / テラバースト / ボルトチェンジ

-調整意図-
H16n-1
S-素で準速ワダチ抜き抜き
残りC

スカーフ水テラスミライドン。最も幅広い相手に投げられると評価している。スカーフ以外との大きな差は攻撃の被弾回数にあり、その分急所や追加効果を稼がせない点も強い。また、対ザシアン性能が飛躍的に伸びるためパオ採用を自然にしやすく構築を組むうえでも対戦をする上でも楽だった。

水テラスミライドンは相手のテラスで壊されにくく、選出画面で刺さりを確認することができる。今回の技構成だと相手のドオーで詰まされてしまうが、こちらがミライを選出せず相手がドオーを選出した場合相手の一体が完全に腐るため投げないこともしばしばだった。逆にドオー以外への通りはかなり良い。現環境では地面二枠採用がそれなりにメジャーだがこれに対しても臆せず出していくことができる。

立ち回りとしてはミライが不利をとる禁伝以外に対しては基本初手投げ。ミライにテラスを切る対戦は基本初手で水テラスを切ってしまう。電気技に地面を合わされるのが一番まずいため大体の対面で水テラバを打っていた。今の環境は地面枠に一回行動されるとかなり状況が悪くなるため電気技を押すのは詰めの段階になってからだった。

前期から今期の序盤で磁石を使っていたため火力が物足りない気分になるがそれ以上に上から行動できる安心感が大きく一番シンプルで一番強い型だと感じた。この調整ではHPに振り切っているがこれのおかげでタスキウーラの水流インファアクジェを耐えることがあったり、パオの不意から逃れやすかったりと色々生きた場面は多かったと思う。

レギュGのうちの3シーズン一緒に戦い続けた最高のポケモン

 

2.パオジアン @ いのちのたま


テラスタイプ: ステラ
特性: わざわいのつるぎ
性格: いじっぱり
155-189(252)-101(4)-99-85-187(252)
つららおとし / かみくだく / ふいうち / こおりのつぶて

AS特化。一番広い範囲に通る物理アタッカーとして採用。

最初は鉢巻で採用していたがラス1の詰め駒として選出したい場合もありそのときにこだわりだとタイマン以外は苦しかったため珠に変えた。珠でも十分な火力は出せるため拘るデメリットよりもメリットが上回ると考えた。

技構成は礫と剣舞で最後まで悩んでいたがきつかったブエナカミをボルチェンと合わせて縛れることから礫で採用した(配分次第)。問題としてママンバドがやばいぐらいきつくなってしまったが、剣舞あってもバドの型次第なので有利な相手により強くなるようにした。他のメリットとしては相手のS上昇したコライドンが礫を切って非テラス突っ張りしてきた場合条件にもよるが落とせたりする。

噛み砕くがあることで必要ないところで外す心配がなく精神的にもかなり安心感があった。必要な場面で外すのは仕方ないので切り替えるしかなかった。

珠と氷柱先制技までみると残りはテラバ剣舞などと読まれるためか相手の白バドなどがテラスせずにトリックルームなどを押してくる場合がありこの技構成で破壊した試合はそれなりに多い。ステラにしたがカイリューに強くなる霊テラのほうが良かったかもしれないと思っている。組み始めではあるが選出率があまり高くなく構築として変えるならパオな気がしている。

 

3.ランドロス(霊獣) @ きあいのタスキ


テラスタイプ: はがね
特性: いかく
性格: ようき
169(36)-184(148)-119(68)-112-101(4)-157(252)
じしん / がんせきふうじ / ステルスロック / ちょうはつ

-調整意図-
S-最速 
HB- A-1特化コライドンの晴れスケイルショット五回を一回急所まで耐え 
残りA

タスキランドロス。前期のうわっきーさんから拾ってきた。ミライドンを初手投げしたくないコライドン、カイオーガに展開を作っていくことができ、ルナアーラ・ルギア・テラパゴスに対してもステロ展開から相手の展開阻害までできる。ザシアンに対しても威嚇+地面の圧でテラスを吐かせてミライドンを通したりオーガポンのサポートをしたりできる。選出段階ではチョッキ読みをされるためか相手に突き刺さることもあった。パオに怯まされるのは仕方ない。

技構成はこれを最初から一度も変えずに使い続けた。配分は最速にしたが対カイオーガを意識した。一度遅いダイナを抜いていて相手の構築をぐちゃぐちゃにしたことがあった。遅いグライオンも抜けるため受けループに対しては基本選出していた。

テラスタイプは鋼。悪テラスはノイズワンウェポンのルギアを完封できるがバレた型を使い続ける人はいないだろうと考えた。ノマテラカイリューがあまりにきついので鋼にした。剣舞積んだコライに無理やり行動保障を作ることもできる。ザシアンのきょじゅう耐えて無理やり倒して拾った試合もあった。

ランドロスで展開を作る想定で採用したが対面性能も思ったより高くミライランドオーガポンなどの対面選出が可能な点がかなり強かった。

 

4.ディンルー @ とつげきチョッキ

テラスタイプ: どく
特性: わざわいのうつわ
性格: いじっぱり
231(4)-178(252)-145-67-132(252)-65
じしん / カタストロフィ / がんせきふうじ / じわれ

特殊耐久馬鹿。

水テラスミライドンを使う上で相手のミライドンへの引き先が必須であったため採用した。眼鏡の抜群テラス80技を耐えないがテラス切らせればミライ通すルートを取れる+パオが上取ってる場合もあるためディンルーを捨ててから立ち回った。

地震カタスは安定。岩石は相手のS上昇でミライが縛られるのを拒否したり、スカーフミライやバドをミライで縛れるようにできる。

ラスト一枠はなんでも良かったがディンルーの役割対象としてムゲンダイナ入りがあり、特に毒菱がかなりきつかった。一番勝率が出るのは地割れだと感じて地割れを採用した。コスモパワー型も存在するが基本守るのスペースがないことから地割れの試行回数は安定して稼げる。コスパ一積み程度までは地震で押していけるので相手にテラスがないなら地震連打でいい。受けループはダイナラッキーラッシャが基本だがその選出だった場合は地割れが一貫し一回でも当たれば勝てる。2000チャレでダイナ入りにマッチングしじわれで破壊した。当たらなくても勝っていた可能性が高いがしっかりと決めてくれた。中盤にじわれで立ち回りが崩れたこともあったが最終的にはダイナ以外にはあまり打っていないと思う。テラパゴスに対して起点回避で見せることはあった

テラスは毒菱を回収しつつ自身の毒を拒否できる毒テラス。

 

 

5.オーガポン(炎) @ かまどのめん

テラスタイプ: ほのお
特性: おもかげやどし
性格: いじっぱり
167(92)-187(236)-105(4)-×-117(4)-152(172)
ツタこんぼう / ウッドホーン / つるぎのまい / アンコール

-調整意図-
A-11n最大
S-最速86族抜き
残りH BD

前期から引き続き採用。いろんな構築に投げることを考え、前期よりも耐久を削り、Sを伸ばした。ここまで振ることで相手の最速メガネテラパゴスなどを気にせず投げることができる。

壁系、マルスケ系、ザシ白バド、受けなど幅広い相手に投げる。

ツタこん、草技から体力管理ができて便利なウドホン、崩しに必要な剣舞、起点回避や積みの起点を作るのに役立つアンコールを採用した。アンコールがあることで貫通できないルナアーラに対しても崩しとして選出することができる。

このポケモンの偉いところは一度積んだ時にとまらないこと、積まずともテラスで十分な火力が出せること、ヘイラッシャを貫通できること。特にホウオウ白バドに確定で投げていたが白バドには圧をかけてテラスを切らせる。ホウオウはミライでテラスを切らせることでオーガポンが通るようになるのでかなり相性が良かった。

投げるときはステロと合わせてパワーが大きく上がるので基本ランドも投げる。日ネク白バドなどには初手投げして一匹で破壊できることもある。相手の取り巻き次第

色々周りのポケモンは変えたがオーガポンはいつも構築にいたと思う。一体で見れる範囲がとても広くかなりお世話になった。レギュFまでは一生水ポンを使っていたりとかなり好きなポケモンなのでレギュHで使えないのが残念。

 

6.カイリュー @ いかさまダイス

テラスタイプ: フェアリー
特性: マルチスケイル
性格: ようき
167(4)-186(252)-115-108-120-145(252)
スケイルショット / じしん / アイアンヘッド / りゅうのまい

ラスト一枠。SV最強ポケモン

構築単位でどうあがいてもコライカミに勝てなかったため採用した。コライドンの型はスケショが増加傾向にあると感じたためスケショに対して無効化しつつ龍舞を積むターンを作ることができる。この型だとスケショ以外のコライドンがかなり面倒だがそれまでで判別してカイリューの場を整える。他にもこれまできつかったウーラオスを起点にして行けたり、ミライドンでかなり苦しいチョッキカイオーガ構築も初手ランド展開から崩すことができる。相手目線型が無限である点が非常に強く相手のケアが裏目になったり、何かが抜け落ちたりして色んな試合を拾った。

技構成はコライのテラスまで含めてスケショ地震で見れる。ラストはカミへの打点としてアイへを採用した。妖テラスを見てテラバを意識した立ち回りをされることが多かったがスペースがなかった。神速も欲しかったし技スぺが足りな過ぎた。

スケショで一喜一憂がありかなり疲れた。一度3連外しで負けた試合があってその時は流石に信じられなかった。2000チャレチャレはカイオーガ軸に投げスケショ3回中2回当てれば勝てる状況で一度も外さず決め切ってくれた。

カイリューを投げるときは基本ランドとセットで投げていた。

レギュHでは間違いなく王のポケモンなのでこれからもお世話になるだろう。

 

選出、立ち回り

質問あれば随時受け付けてます(ルール変わるので需要はなさそうだけど) 
これで固定というわけでは全くなく特に初手は色々変えてます

対ミライドン

初手ミライドン ディンルー+パオジアン(カイリュー)

ミライドンで数的有利を作ってからディンルーをクッションにして立ち回る。
ディンルーがいるので迷わず水テラスを切れる。

 

対コライドン

初手ランドロスカイリュー+ミライドンorパオジアン

ミライパオだとパオ多め。ランドで荒らしてカイリューを投げれる対面を作る。

 

対黒バドレックス

初手ミライドン+ランドロス以外

ミライドンの技圏内に入れるもしくはパオで縛るなどを目指す。壁展開にはオーガポンを投げる。

ドオー入りなどにはこれとは真逆の初手ランド展開をすることもある。黒バドに限らずドオー入りには選出を歪ませている。

シーズン中はずっと上の投げ方をしていたが思い返すとランドカイリューを投げてカイリューが2舞できるか黒バドに岩石を入れることで立ち回りが楽になる可能性がある。もうしばらく試せない

 

対ザシアン

初手ミライドン+ランドロスオーガポン

他のポケモンがザシアンの圧力で選出できないので実質一択。オーガポンザシアン対面で相手にテラスが残っている場合はアンコールを押しておくとテラス確認+剣舞草分けケアができる。

 

カイオーガ

初手ランドロスカイリュー+ディンルー以外

ランドで展開からカイリューで抜ききる展開を目指す。カイリューで勝てない相手に対してラスト一枠を投げる。

 

対ホウオウ

初手ミライドン+ランドロスオーガポン

初手ホウオウ対面でテラスを切らせて剣舞オーガポンを通す。受けループにもこれを選出する。じわれ一発には勝てないので割り切り。相手がホウオウを投げないなら選出が変わるが基本これ。ホウオウ軸にドオーが入っている場合は結局オーガポンを通す狙いは変わらないためミライドンを投げていい。この構築ではホウオウには地割れ一発以外で負けた記憶がない(グライラキラッシャ投げられて負けたことはあった)。

 

対ムゲンダイナ

初手ミライドン+ディンルー+パオジアンorオーガポン

選出画面でダイナのテラスを判断する。初手ミライダイナ対面は流星→ディンルー引きするかディンルー即バックでテラス吐かせながら動く。妖テラス読みした場合は裏にオーガポンを投げ一度ダイナを流してから剣舞積んで崩しからミライドンで一掃する。炎テラスはミライの水テラバが一貫するようになるのでミライで詰める。

 

対テラパゴス

対毒菱瞑想 初手ランドロス+オーガポン+ミライドンorパオジアン

それ以外 初手ミライドン+ディンルー+オーガポンorパオジアン

瞑想に対してはミライメタを起点にオーガポンで積む。眼鏡などに対してはテラスシェルとテラスを吐かせた後にミライドンで殴るか別のアタッカーで崩す。ディンルー引きはかなり安定する。どうせミライドンでテラパゴスに突っ張らないためテラスは早めにミライドンに切ってもいい。

 

対白バドレックス

初手オーガポン パオジアンミライドン

基本はこれになる。場合によってはランドロスディンルーも視野。オーガポンで荒らしてパオジアンミライドンで取りきる流れを目指す。オーガポンが思うように動けなかった場合は基本負ける。

 

対ルギア

初手ランドロス+ミライドンオーガポン

パオジアンを投げるパターンも考えられるが基本これで投げた。ルギア構築はルギア+毒菱役1+ドオー+ラウドボーンが多く基本ルギア+ここから2匹が投げられる。相手の選出が毒菱+ドオーの場合はオーガポンが、ラウドボーンの場合はミライドンの通りがよくなる。ドオーで毒菱展開を狙われる場合にはランドで地震をドオーに打てば阻止できる。毒菱役にはメンハが多いがオーガポンのアンコールを通すことなども考えドオー以外に対しては挑発から入る。

毒菱っぽくない場合はこだわりなケースが多いのでクッションにディンルーを使う。メタモン入りが多い印象だしメタモンも受けてくれる。

 

ルナアーラ

初手ランドロス+ミライドンオーガポン

基本ルギアと同じ。オーガポンで剣舞を積まないと崩しきれないので積むタイミングを常に狙う。ミライドン受けに釣ったり、ルナアーラの瞑想や回復に合わせて出しアンコールなど。ランドとルナアーラが初手に出会った場合は岩石ステロで入る。

 

それ以外ミライパオ@1

 

きつい相手

・地面枠以外のミライ受け

カイナ・ゴリラなどのある程度高い物理打点があると厄介。ボルチェンが通るので行動読んで立ち回りでごまかす

 

・ノマテラカイリュー

特に鉢巻、相手がテラスを吐いたことをうまく咎められれば勝てる

 

・黒バドレックス

ノマテラがいないので一貫がまずい。こだわりバドをカイリューの圧力で引かせたりは何回かした。

 

正直言って構築として相手の何かのポケモンが重いというよりは相手の立ち回り次第な所が大きい。並びが同じ構築でも全く違う選出をしてくる人もいるのでそこが一番大変だった。

 

最後に

ルールが切り替わるシーズンにやっとレート2000を達成できました。s18では1シーズン目ということでレートのインフレのおかげで乗れたところが大きかったのでデフレ環境でとれたのは良かったです。まだレート2000に慣れず別ロムも溶けに溶けたため潜る勇気が出ず保存することにしました。レギュHではさらに上を目指して潜っていきたいなと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました。